焙煎の【ハゼ】について
今回はハゼ(爆ぜ)について、簡単に説明。
当たり前ですが、生豆のコーヒー豆は焦茶色ではありません。
この様に若干、緑色っぽい感じです。
これを加熱していくと、よく知る焦茶色に変化していきます。
焙煎を始めると、豆が膨らんできます。
様々な化学反応が起き、二酸化炭素と水蒸気が発生します。
その気体の圧力に耐えられなくなり、豆の細胞が破壊されます。
この時にパチッ、パンッと鳴る(爆ぜる)音が
【1ハゼ】と言います。
しばらくすると音は落ち着いてきますが、化学反応(膨張等)は継続して起こっているので、さらに豆の細胞破壊が発生し、
再度、パチパチ、ピチピチと小刻みな連続した音が鳴り始めます。
これを【2ハゼ】と言います。
何回か焙煎していると何となく色味、煙の量などで、そろそろかなぁ〜ってわかるようになります!
焙煎度をコントロールする為に、この1ハゼや2ハゼのタイミングが重要になります!!
1ハゼ開始の時間、2ハゼ開始の時間等はメモして次の参考にしています!
同じ豆で同じような味わいを出すためにかなり重要になります。
この焙煎成功!美味しい!ってなっても再現できないと悲しいですよね…。
皆さんにとって良い1日が訪れますように!